「脇坂副署長の長い一日」真保裕一著

公開日: 更新日:

 深夜、夫婦げんかが原因で由希子が実家に帰ると、母や弟がいない。官舎に寝泊まりする父・脇坂に電話をしても、何も知らないという。賀江出署の副署長を務める脇坂は、これまでも家族のことは二の次だった。おまけに、その日は地元出身の人気アイドルが一日署長を務めるイベントが控えており、なおさらだ。

 そんな脇坂に、早朝、管内でスクーターの自損事故が起き、運転手が現場から消えていたと報告が入る。やがて、母親名義のそのスクーターを普段使用していたのが病欠中の署員・鈴本と分かる。鈴本とは連絡が取れず、焦る脇坂だが、イベントの時間が迫ってくる。

 刻々と変化する事態に対応する叩き上げの警察官を主人公にしたノンストップミステリー。(集英社 1600円+税)


日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    志村けんさんの店も…銀座のクラブで“コロナ蔓延”の根拠

  2. 2

    藤浪ら感染の“合コン” ゾロゾロ出てきた参加者32人の素性

  3. 3

    隠れコロナか 東京都で「インフル・肺炎死」急増の不気味

  4. 4

    深酒にガールズバー…志村けんコロナ感染で濃厚接触者多数

  5. 5

    志村さんが最期まで貫いた不詳の弟子・田代被告への“温情”

  6. 6

    志村けんさん 泥酔記者に愛の一喝「話をちゃんと聞け!」

  7. 7

    コロナは15日ごとに変異…凶暴なウイルスに変身するのか?

  8. 8

    志村けんさん「芸人運」にかき消された女性運と運命の相手

  9. 9

    東出昌大“緊急生謝罪”の裏に…長澤まさみの「重い一言」

  10. 10

    ビック3とは一線 志村けんさんが貫いたコメディアン人生

もっと見る