「『週刊文春』編集長の仕事術」新谷学著

公開日: 更新日:

 政界だけでなく芸能界を揺るがすスクープを連発する「週刊文春」。いったい、どうやって特ダネが生まれるのか? 現役の編集長が書いた本書は、情報源を暴露するものではない。スクープにいたるまでにどんな「仕込み」をするのかを披歴。そこには週刊文春らしい「キーワードとエピソード」が入っている。「いい企画は見出しが浮かぶ」――シャブ&飛鳥やベッキーのゲス不倫。「オーソドックスな調査が結果を生んだ」――舛添公用車不正使用問題や甘利口利き疑惑。「断られてからが仕事」でものにした小泉純一郎インタビュー。スクープの水面下には記者の配置から悩み相談まで、自分に「明るい編集長であれ」と言いきかせる。

 週刊誌作りの内幕本ではなく、サラリーマンに読んでほしいすぐれたビジネス書である。(ダイヤモンド社 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  4. 4

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 7

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  3. 8

    Snow Manの強みは抜群のスタイルと、それでも“高みを目指す”チャレンジ精神

  4. 9

    小室眞子さん最新写真に「オーラがない」と驚き広がる…「皇族に見えない」と指摘するファンの残念

  5. 10

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か