• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「夢のなかの魚屋の地図」井上荒野著

 直木賞作家の著者によるエッセー集。

 ペンネームと思われがちの「荒野」という名は、作家だった父が名付けたという。もともとは頼まれて知人の息子のために名付けた名前だったが、彼の家族の反対で没になり、自分の娘に流用したらしい。何よりも困ったのは、「この名前には平凡な人生が似合わない」ということだったが、それこそが父が、この名前に託したことだったとも思える。と、亡き父を述懐する一文をはじめ、夫との日々、そして体調を崩していた母がある魚屋との出会いで元気を取り戻した話(「表題作」)など。デビューした28歳から24年分の作品を収録する。(集英社 560円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍政権また後手後手 西日本豪雨の補正予算が置き去りに

  2. 2

    浮いた話もなし…波留の“私生活”がベールに包まれるナゾ

  3. 3

    日大アメフト部新監督 立命大OB内定に選手らは拒否反応

  4. 4

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  5. 5

    政財界とも結びつき深く…故・浅利慶太さんの「功と罪」

  6. 6

    傲慢でぶれない自民党と公明党 国民のことは考えていない

  7. 7

    サンドウィッチマン富澤 2007年M-1優勝の瞬間を振り返る

  8. 8

    ドラマ引っ張りだこ 「高嶺の花」でも話題の峯田和伸って

  9. 9

    生田悦子さん 最期の言葉は「サンドイッチ買ってきて」

  10. 10

    英紙も警告 2020年の東京五輪は“殺人オリンピック”になる

もっと見る