「ヤセないのは脳のせい」茂木健一郎著

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 2年前に12キロのダイエットに成功したという脳科学者が、成功体験とその後のリバウンドについて語った一冊。

 ダイエットといえば運動法と食事法で語られる。どれも効果があるのだろうが、実は一番大切なのは脳の使い方。ダイエットのために「食べない」「動く」を実行するには脳がその気にならなければならない。正解がわかっているのになぜ実行しないのか、できないのか。結局、脳がさまざまな言い訳をしてしまうからではないか。また、過去の失敗をくよくよ考えてしまうからではないか。脳にやらない言い訳をする時間を与えず、脳をその気にさせるコツを、体験的に解説している。(新潮社 760円+税)

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