「最後はスマートに逝きたいね」の生前の言葉通りに

公開日:

「ふたりからひとり~ときをためる暮らし~それから」つばた英子・つばたしゅういち著

 著者夫婦は、山を削った造成地に丸太小屋を建て、土を耕し、木を植えて、長年、2人で自給生活を送ってきた。しかし、15年に夫のしゅういちさんが91歳で他界。残された妻の英子さんがその後の日々を語るとともに、老いをも楽しむように生きる2人の暮らしを語った生前のしゅういちさんの言葉を紹介する聞き語り集。

「最後はスマートに逝きたいね」と言っていた通り、何の前触れもなく突然逝ってしまった最愛の夫の最期、建ててから四十数年、古びるどころかどんどん趣を増す家のこと、ほどよいすき間が必要だという「夫婦なかよしの秘訣」、老後の備えも貯蓄もせず、今を生きることを大事にしてきたというその人生哲学など、飾らぬ言葉で、豊かに生きるとは、どういうことかを教えてくれる。(自然食通信社 1800円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

  2. 2

    参院選まで半年…野党共闘を阻む立憲・枝野代表の背信行為

  3. 3

    全豪OPで話題…大坂なおみが“スリム”になった深~い理由

  4. 4

    毎勤不正で新疑惑「数値上昇」の発端は麻生大臣の“大号令”

  5. 5

    CM中止で加速…NGT48イジメの構図と暴行事件の“犯人”探し

  6. 6

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  7. 7

    NGT48メンバー暴行事件を追及 “敏腕ヲタ記者”の評判と執念

  8. 8

    売り込みは好調も…河野景子“豪邸ローン2億円”の逼迫台所

  9. 9

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  10. 10

    「3年A組」好調キープ 狂気はらむ菅田将暉“演技力の源泉”

もっと見る