「最強の24時間」長沼敬憲著
人の体内には、眠くなる、お腹が減るといった基本リズムをつかさどる“時間遺伝子”が刻まれており、一日のうちでそれをするのに最適な時間というものがある。
時間遺伝子の観点から見た最適な起床時間は7時間睡眠で朝6~7時起き。そして、しっかり朝日を浴びることで時計遺伝子がオンになる。
仕事がはかどるゴールデンタイムは一日に2度あり、最初は交感神経が優位になりつつある午前8~10時。2回目はホルモンと体温上昇のピークが重なる16~18時だ。これらの時間帯には発想力が高まって思わぬアイデアが出たりするので、事務処理をするより企画を練るのに向いている。他にも食事時間や間食をとっても脂肪の蓄積が最小限で済む時間など、科学的に効果のある合理的な一日の過ごし方を紹介。(ダイヤモンド社 1400円+税)