「Dr週刊新潮『誤嚥性肺炎』予防マニュアル」
「週刊新潮」編集部が取材した医師や研究者、患者などの話をまとめた2017年版は、がんの超早期発見と最先端治療などを取り上げ好評だった。これはその第2弾。
巻頭インタビューの元筑波大学付属病院ひたちなか社会連携教育研究センター教授の寺本信嗣医師は「医療・介護関連肺炎(NHCAP)診療ガイドライン」の作成委員のひとり。誤嚥性肺炎の検査から治療、予防までを解説してくれる。
ほかにがんの基礎知識と最新検査法、万能ホルモン「マイオカイン」、認知症予防の最前線、100歳まで生きたい人のための研究リポートなど盛りだくさん。週刊誌より一回り大きいA4サイズで文字が大きいのも見やすくていい。健康についての知識を得たい人にオススメの一冊。 (新潮社 800円+税)