「旅がグンと楽になる7つの極意」下川裕治著

公開日: 更新日:

 60歳を過ぎ、持病の薬を欠かせない体になっても旅に出続けるベテラン旅行作家による、シニア世代でも楽しめる「海外ひとり旅」指南書。

 LCCやインターネットの登場によって、著者自身の旅も、これまでの馴染みのスタイルと、新しいスタイルのせめぎあいが始まった。必要以上に客を萎縮させるLCCもできれば乗りたくないが、つい安さにひかれて乗ってしまうという。しかし、近年は長距離では既存の航空会社と運賃の差がなくなり、LCCが安い時代は終わったと指摘。自らの体験をもとにそんなLCC事情を解説した「LCCには乗らない」をはじめ、「ホテルは予約しない」「英語を喋らない」「Wi―Fiに頼らなくてもいい」など7つの極意を伝授。

(産業編集センター 1000円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった