「AI時代に『頭がいい』とはどういうことか」米山公啓著

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 多くの分野で人工知能(AI)が取り入れられ、人間にとって代わろうとしているこの時代、「頭がいい」という常識が変わりつつある。漠然としたその定義を再度見直し、これからの時代に求められる頭の鍛え方や、能力の磨き方を伝授してくれるテキスト。

 AIが進展したところで、人間の持つ知恵や知識、経験値が必要なのは変わらない。ゆえに他人にはない知識や経験、技術を持っていることがAIに対抗できる能力であり、これからの「頭がいい」の新しい定義になってくると説く。「顔を覚える・覚えない」「地図が読めない・ナビがいらない」など、さまざまな脳の特性や能力を比較、天才の脳の秘密などにも触れながら、頭がいいとはどういうことかを改めて考察。

(青春出版社 920円+税)

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