「引火点」笹本稜平著

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 警視庁組織犯罪対策部のマネーロンダリング対策室の樫村恭祐は、超高級オフィスビルから出てきた村松裕子に声をかけた。仮想通貨の取引所、ビットスポットのCEOだ。違法薬物の売上金の出し入れに関与している疑いがあったが、村松は冷静に対応した。後日、樫村は村松からストーカーに悩まされているとの相談を受けた。非公開の個人用のアドレスに、「フロッグ」を名乗る発信者がCEOを降りろとメールを送ってくるという。村松はホテルに避難したが、その留守宅で火災が起きる。バーチャルな世界の犯人が、リアルな世界に姿を現したのだ。

 CIAも関わる大規模な経済犯罪に、警視庁マネロン室の刑事が挑む。

(幻冬舎 1700円+税)

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