海洋冒険大作を上梓 笹本稜平氏に聞く

公開日: 更新日:

 エベレストやヒマラヤを舞台とした、スケールの大きな山岳小説を多数手がけてきた著者。一方、海洋冒険小説は、大藪春彦賞を受賞した「太平洋の薔薇」以降、書く機会に恵まれなかったという。そして今回、10年ぶりに“海を舞台に”との依頼を受けて書き上げた最新作「遺産 The Legacy」(小学館 1900円)は、400年前に太平洋のど真ん中に沈んだスペイン船の引き揚げを巡り、水中考古学者とトレジャーハンターがしのぎを削るという、迫力の長編小説だ。

「海運関係のライターをしていた経験がある私は、小説家の中で一番、船の知識を持っているんじゃないかと思うんです。クルーザーについて知っていても、私のように貨物船に詳しい人間はあまりいないはずです。日常生活には役に立ちませんが(笑い)。でも今回、太平洋に沈んだガレオン船(帆船の一種)を巡る攻防を描いたことで、かつての知識を生かすことができました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    主演映画が大コケ…高橋一生は「東京独身男子」で見納めか

  2. 2

    博多大吉とデート報道 赤江珠緒が気を揉む"あの男"の存在

  3. 3

    好調"月9"を牽引 本田翼が放つ強烈オーラと現場での気配り

  4. 4

    帰化決意の白鵬が狙う理事長の座 相撲界を待つ暗黒時代

  5. 5

    役者はセリフが命…山P「インハンド」にブーイングのワケ

  6. 6

    女子高生のスカート丈は景気とリンク 令和は長いor短い?

  7. 7

    安倍首相に怯える公明 増税延期解散なら小選挙区壊滅危機

  8. 8

    主演「特捜9」が初回首位 V6井ノ原快彦が支持されるワケ

  9. 9

    モデルMALIA.はバツ4に…結婚・離婚を繰り返す人の共通項

  10. 10

    専門家が分析「亀と山P」春ドラマ対決の“勝者”はどっち?

もっと見る