「誰のためのテレワーク?」大内伸哉著

公開日: 更新日:

 ホワイトカラーの仕事は従来は本人に任される部分が多かったが、業務内容を把握して可視化してみると、意外に定型的な業務が多いことが明らかになった。高度な仕事とされてきた予測などもAIのほうがはるかに正確に行うことができる。定型的な業務は機械による代替可能性が高くなり、遠からず、そういう業務から人間は駆逐され、AIやロボットが代替するようになるだろう。

 一方、AIで何を分析するかという、企画面でアイデアを提供する人材は、AIに仕事を奪われることはないが、今後は社外の人材として業務委託契約で仕事をするようになる。

 テレワーク導入により変化する職場や、テレワーカーの働き方を解説する。

(明石書店 2420円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ