「誰のためのテレワーク?」大内伸哉著
ホワイトカラーの仕事は従来は本人に任される部分が多かったが、業務内容を把握して可視化してみると、意外に定型的な業務が多いことが明らかになった。高度な仕事とされてきた予測などもAIのほうがはるかに正確に行うことができる。定型的な業務は機械による代替可能性が高くなり、遠からず、そういう業務から人間は駆逐され、AIやロボットが代替するようになるだろう。
一方、AIで何を分析するかという、企画面でアイデアを提供する人材は、AIに仕事を奪われることはないが、今後は社外の人材として業務委託契約で仕事をするようになる。
テレワーク導入により変化する職場や、テレワーカーの働き方を解説する。
(明石書店 2420円)