「誰のためのテレワーク?」大内伸哉著

公開日: 更新日:

 ホワイトカラーの仕事は従来は本人に任される部分が多かったが、業務内容を把握して可視化してみると、意外に定型的な業務が多いことが明らかになった。高度な仕事とされてきた予測などもAIのほうがはるかに正確に行うことができる。定型的な業務は機械による代替可能性が高くなり、遠からず、そういう業務から人間は駆逐され、AIやロボットが代替するようになるだろう。

 一方、AIで何を分析するかという、企画面でアイデアを提供する人材は、AIに仕事を奪われることはないが、今後は社外の人材として業務委託契約で仕事をするようになる。

 テレワーク導入により変化する職場や、テレワーカーの働き方を解説する。

(明石書店 2420円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢