「誰のためのテレワーク?」大内伸哉著

公開日: 更新日:

 ホワイトカラーの仕事は従来は本人に任される部分が多かったが、業務内容を把握して可視化してみると、意外に定型的な業務が多いことが明らかになった。高度な仕事とされてきた予測などもAIのほうがはるかに正確に行うことができる。定型的な業務は機械による代替可能性が高くなり、遠からず、そういう業務から人間は駆逐され、AIやロボットが代替するようになるだろう。

 一方、AIで何を分析するかという、企画面でアイデアを提供する人材は、AIに仕事を奪われることはないが、今後は社外の人材として業務委託契約で仕事をするようになる。

 テレワーク導入により変化する職場や、テレワーカーの働き方を解説する。

(明石書店 2420円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後