「メタ認知」三宮真智子著

公開日: 更新日:

 認知とは、頭で行われる情報処理のすべてを指す。メタ認知は、認知について考えたり理解することで、認知をもう一段上からとらえることを意味する。一度結論を出したことに、本当にそれでいいのか、他の考え方はできないのかと、冷静で客観的な判断をしてくれる「もう一人の自分」ということだ。

 メタ認知はあらゆる認知活動について想定され、何かを記憶したり思い出したりする活動は記憶という認知のレベルだが、「どのように覚えたら忘れにくいか」「覚えたことを思い出せそうか」と考えるのがメタ記憶。どのような順序で学べば理解しやすいか=メタ理解、どうすればよりよく学べるのか=メタ学習となる。

 メタ認知を活用して頭の使い方が上手になる方法や、メタ認知能力を育てる方法を説いた指南書。

(中央公論新社 946円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    伊原陵人の女性トラブル報道と関係が? 阪神の若手有望株を巡る“不可解な塩漬け”

  2. 2

    NHK「のど自慢」見ていて、あの政党の党勢縮小の理由がわかった

  3. 3

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 4

    維新から入閣の中司宏新大臣に案の定「裏金疑惑」…高市内閣は支持率20ポイント暴落もある

  5. 5

    DeNA構想外の藤浪晋太郎を拾いそうな「意外な2球団」 “瀕死の剛腕”にはこれだけの魅力

  1. 6

    藤島ジュリー景子もう復活 懲りない真っ暗闇集団「旧ジャニーズ」と、それを許すテレビ局

  2. 7

    『ペイパーバック・ライター』60年前の日本との実力差を感じる凝った機材セッティング

  3. 8

    藤島ジュリー景子氏「復権の宴」と、「死ぬほど悔しい」と今もむせび泣くジャニー喜多川氏性加害被害者の肉声

  4. 9

    水前寺清子(4)気をつけていることといったら、「自分の心と違うことは言わない」ぐらいかな

  5. 10

    結核とは違う感染症「非結核性抗酸菌症」患者が増加…人からうつらないのに感染するのはなぜ?