著者のコラム一覧
山上たつひこ

1947年、徳島県生まれ。70年「光る風」で注目され、72年「喜劇新思想大系」でリアルな画風のギャグを確立。74年連載開始の「がきデカ」が社会的ブームに。88年から小説執筆を開始。2014年、原作を担当した「羊の木」(いがらしみきお画)が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。著書に「蝉花」「火床より出でて」「大阪弁の犬」「王子失踪す」ほか。

(107)ジュンイチ、ママの所においで

公開日: 更新日:
イラスト とり・みき

「赤松は……」

 タキグチはへたり込んだままだ。

「赤松幸子は水子の『天敵』です。あの女はある種の肉食生物が特定の獲物を狩るように妊婦を餌食にしてきた。妊婦から金を騙し取るのが赤松の真の狙いじゃない。赤松がほしがっているのは妊婦とその腹にいる胎児なんです」

 タ… 

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【連載】金鳳花のフール

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