「親愛なる八本脚の友だち」シェルビー・ヴァン・ペルト著、東野さやか訳

公開日: 更新日:

「親愛なる八本脚の友だち」シェルビー・ヴァン・ペルト著、東野さやか訳

 水族館の清掃員・トーヴァが、閉館後にひとりで掃除をしていると、水槽から逃げ出したミズダコのマーセラスが電線コードに絡まって身動きが取れなくなっていた。

 救出したトーヴァは、その後も「彼」がほかの水槽のナマコなどをつまみ食いするために水槽を抜け出すことを黙認する。人間よりも高い能力をもつマーセラスは、まだ海にいたころ、深海で見つけた残骸が30年前に18歳で亡くなったトーヴァの息子エリックだと気づいていた。

 ある夜、トーヴァが捻挫をして休職せざるを得なくなり、代わりに顔も知らぬ父親を捜しに街に来たキャメロンが清掃員に臨時雇いされる。相変わらず夜中の脱走を続けるマーセラスは、あることに気づく。

 タコと人間の奇妙な交流を描いたアメリカのベストセラー小説。 (扶桑社 1595円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世界陸上マラソンで金メダル谷口浩美さんは年金もらい、炊事洗濯の私生活。通学路の旗振り当番も日課に

  2. 2

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  3. 3

    地方での「高市効果」に限界か…東京・清瀬市長選で自民現職が共産候補に敗れる衝撃

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希は結果が伴わない“自己中”で「生き残り」に崖っぷち【31日ガーディアンズ戦に先発へ】

  5. 5

    高市首相の実像は「働かない×5」…就任当初から半日引きこもりで“国会サボタージュ”の自己中ぶり

  1. 6

    全国模試1位の長男が中学受験、結果は…“ゲッツ‼”ダンディ坂野さんに聞いた 子への接し方、協力の仕方

  2. 7

    Wソックス村上宗隆にメジャーOB&米メディアが衝撃予想 「1年目にいきなり放出」の信憑性

  3. 8

    高市人気の逆回転が始まった!“にわか1強”を崩す「予算審議」「イラン戦争」「自衛官侵入事件」の三重苦

  4. 9

    ケンカ別れした伊原監督から“まさかの誘い”も「何を今さら」と断った

  5. 10

    <第3回>力士とのセックスはクセになる!経験者が赤面吐露した驚愕の実態とは…