(10)香りの質は捏ね具合で決まる
(三)
──伽羅と秘伝書のことは心配するな。丹波屋にしてやられるような真似はしない。お前は春翠の再現に専念しろ。
父の香四郎からそう言われ、おみつはうなずいた。
梅里の妻の命日は十二月下旬だから、あまりのんびりはしていられない。だが、丹波屋の出方はともかく…
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