「11ミリのふたつ星」砥上裕將著

公開日: 更新日:

「11ミリのふたつ星」砥上裕將著

 視能訓練士の野宮恭一は、ある日、喫茶店で開かれるイベントで、視野欠損のある人を医療技術者としてサポートする仕事のピンチヒッターを頼まれた。

 当日、小さな子どもと細身の女性の2人連れの客が来たが、子どもの灯(あかり)ちゃんが落ち着きなく動き回る。ピアノで「きらきら星」の演奏が始まると、体をリズミカルに揺らし始める。母親がステージから下ろそうとすると、灯ちゃんは白目をむいていた。友人に頼まれた野宮が検査して異常を感じ、医師に見せると交代性の斜視であることが確認された。

 世界を立体で見ることができない少女など、さまざまな患者と向き合う医療従事者を描いた小説。 (講談社 1925円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  3. 3

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    小栗旬は「思い入れがない」コメント…福田雄一監督また炎上でも仕事が減らない映画業界のウラ事情

  1. 6

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  2. 7

    高市首相に“もう1つの爆弾”「副首都法案」炸裂の可能性 会期延長なら疑惑追及&身内疲弊のWパンチ

  3. 8

    二宮和也をNHKが起用で音楽特番MCは元嵐まみれに…テレビ局では“ポスト嵐”探しが迷走中

  4. 9

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  5. 10

    引退した東山紀之に錦織一清演出で「少年隊」還暦コンサートのすすめ