「棺桶まで歩こう」萬田緑平著

公開日: 更新日:

「棺桶まで歩こう」萬田緑平著

 在宅緩和ケア医として、これまで2000人以上の患者を自宅で看取ってきた著者は、歩くスピードや歩幅でその人の余命がほぼわかるという。

 人間は歩いている限りは死なない。ゆえに氏は、患者が自分で歩けることに徹底的にこだわって患者に接するという。

 本書は、「棺桶なんかに入りたくなかったら歩こう」と提唱する氏による健康指南書。

 歩くのに大事なのは体幹の持続力で、それがあればどんなに痩せていても歩くことができる。事実、病気で体重25キロ、骨と皮になっても歩いていた患者もいた。またある50歳の患者は、亡くなる2時間前まで歩いていたという。そうした多くの患者のエピソードを紹介しながら、最期まで好きなことを楽しみ、幸せな終わり方を迎えられる方法を語る。 (幻冬舎 1034円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  4. 4

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 5

    阪神・藤川監督「森下&佐藤輝依存」の無策露呈…極端な“外弁慶”で甲子園残り11試合が最大の鬼門に

  1. 6

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  2. 7

    小池都知事肝いり「築地再開発」頓挫の予兆…松平定信の歴史的遺構と建築費高騰のWパンチ

  3. 8

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々

  4. 9

    高市首相の内閣改造めぐる迷走と誤算…維新の「本命」外し“スネ傷”中司幹事長起用のウラ事情

  5. 10

    林芳正総務相は結局、留任か…高市首相が画策「内閣改造で総裁選ライバル潰し」に“白旗”