「棺桶まで歩こう」萬田緑平著

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「棺桶まで歩こう」萬田緑平著

 在宅緩和ケア医として、これまで2000人以上の患者を自宅で看取ってきた著者は、歩くスピードや歩幅でその人の余命がほぼわかるという。

 人間は歩いている限りは死なない。ゆえに氏は、患者が自分で歩けることに徹底的にこだわって患者に接するという。

 本書は、「棺桶なんかに入りたくなかったら歩こう」と提唱する氏による健康指南書。

 歩くのに大事なのは体幹の持続力で、それがあればどんなに痩せていても歩くことができる。事実、病気で体重25キロ、骨と皮になっても歩いていた患者もいた。またある50歳の患者は、亡くなる2時間前まで歩いていたという。そうした多くの患者のエピソードを紹介しながら、最期まで好きなことを楽しみ、幸せな終わり方を迎えられる方法を語る。 (幻冬舎 1034円)


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