「70歳の正解」和田秀樹著

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 老年精神科医の著者によると、本格的な老いの関門である「80歳の壁」を乗り越え、健康寿命をさらに延ばしていくためには、60代から70代にかけての生き方が重要だという。60~70代にかけての生き方は、認知症の発症にも大きく関わっているそうだ。

 人生100年として、80歳からの最後の20年を輝かせるために、その前の20年をどう生きたら良いかを説いた健康指南書。

 良質の植物性タンパク質が効果的にとれる「納豆」の効能にはじまり、悪役視されがちなコレステロールの大切さ、著者自身も実践する週にふたつ、年間100回の初体験チャレンジなど。日常の生活習慣の見直しから脳の鍛え方や夫婦関係、老後の資金問題まで。老いを遅らせる心得・準備を具体的に紹介。

(幻冬舎 990円)

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