(7)彦三が死んだのは はやりの風邪
「仕事もしっかりした信のおける人やった。いくつで亡くならはったん」
善七の口ぶりには、五個荘が選んだ人だ、という前提があった。
家を背負って前に出る器ではない。だが、家に入って帳簿と口を守る。
これ以上はない婿だ。
「三十です」
「そうか……。…
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