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柴田よしき作家

東京都生まれ。1995年「RIKO-女神の永遠」で第15回横溝正史賞を受賞しデビュー。著書は本格ミステリー、サスペンス、伝奇小説、ファンタジーなど多彩。「炎都」「猫探偵正太郎」など多数のシリーズ作品の他、時代小説「お勝手のあん」シリーズも手がける。

公開日: 更新日:
イラスト・Minoru

「そうしてやれば、いっときはおゆきちゃんの気も晴れるとは思うんですけどね」

 おきんは首を横に振った。

「それでおたまが戻らなかったら、期待していただけにがっかりするだろうな、と思って。福猫屋の猫を飾れば行方知れずの猫が戻って来るだなんて、そんな適当な噂を広められたら… 

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【連載】江戸おんな職人余録 第六弾 「福猫屋おきん」

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