「タモさん安倍首相に関心ない」 爆笑太田「いいとも」で最後っ屁

公開日: 更新日:

 31日、大団円を迎えた「笑っていいとも!」(フジテレビ系)。新宿アルタで昼間の生放送が終わると、午後8時からは舞台をお台場に移して、「笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号」が生放送。

 スタジオがざわついたのは司会のタモリ(68)にお世話になったタレントが順番に感謝のスピーチを述べていた時だった。マイクの前に立った「爆笑問題」の太田光(48)が「(失言で)始末書をたくさん書いたけどタモリさんからは一度も怒られなかった」と思い出を振り返りながら、「タモリさんが関心のない人はすぐわかる。安倍さんが来た時です」と発言。3月21日に現役首相としてテレフォンショッキングに初出演した安倍首相を俎上にのせ、「タモリさんが安倍さんに言ったのは、SPの態度の悪さとバラエティーを国はナメるな、ということです。それを見ていて僕は痛快でした」と番組ラストに最後っ屁。

■タモリはノーコメント

 実際のタモリの発言は「現役の総理が出てくれるということは一応バラエティーを認めていただいたってことなので。これはずっと前から与党・野党構わずバラエティーを非常にバカにしてるんじゃないかという…」「今日もSPすごいんですけども、SPの方に言っといて下さい。私の前にSPが立ってジッと見るんですよ。私は私だっつってんのに」というオブラートにくるんだものだったが、太田の言葉は端的にタモリの心情を代弁したといえるだろう。

 タモリは太田の発言にはコメントせず笑っていたが、腹の中では「よくぞ言った」と拍手を送っていたに違いない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"