噂になった女優らも悼む声 渡辺淳一を通り過ぎたオンナたち

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 前立腺がんのため80歳で亡くなった作家の渡辺淳一氏は、昨年末ごろから体調不良がウワサされていた。

「毎年恒例だった年末の仕事納めの会が昨年初めて開かれなかったのです。そのころから体調が心配されていました。先月は選考委員を務める吉川英治文学賞の贈呈式も欠席。その理由が説明されなかったので、かなり具合が悪いのだろうといわれるようになったのです」(文壇関係者)

 12年7月から13年2月にかけて日刊ゲンダイ本紙で連載した「愛ふたたび」が最後の小説となった。性的不能に陥った整形外科医が主人公の物語。自らの体験が基になったとテレビで告白し話題になったが、日経新聞の「私の履歴書」(13年1月)では若い頃の女性体験を赤裸々につづって物議を醸した。研修医時代に妊娠させたナースを説得して中絶させたり、地元の札幌に妻子を残しながら札幌時代から付き合いのあったホステスと都内で同棲したり……。同時に病院のナースとも懇ろになり、ホステスと揉めた揚げ句、警察沙汰も起こしたという。世間が眉をひそめる履歴書となった。

川島なお美と北海道旅行

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