「きらめきの大阪夜景めぐり」堀寿伸著

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「きらめきの大阪夜景めぐり」堀寿伸著

 住み慣れた地元の街も、ビルの屋上など、高所から見下ろすと、まったく違う表情を見せる。それが夜景ならなおさらだ。

 本書は、大阪の夜景スポットのガイドブック。まずは手軽に夜景が楽しめる府内のおすすめ「展望台」を取り上げる。

 JR大阪駅の北西側にそびえる「梅田スカイビル」は地上40階、高さ約173メートルの超高層ビル。2棟を頂上で連結した独特の構造で、展望台はその連結部にあり、宙に浮かぶよう設置されている。

 40階の屋内展望フロアのほかに、オープンエアの屋上フロアがあり、宇宙空間を表現したその遊歩道は、星空の中を散歩しているかのような幻想的な世界を演出する。眼下に目を転じれば、東側には梅田の繁華街と高層ビル群、西側には淀川が大阪湾へと流れる。

 ほかにも、大阪南港の人工島にそびえる「さきしまコスモタワー」から眺めるベイエリアの絶景や、高速道路が交差する巨大なジャンクションを真下に見下ろす「東大阪市役所の展望ロビー」など、どれも秀逸の眺めを誇る展望台10カ所を紹介。

 夜景の楽しみは、高所からの眺めだけではない。水都大阪には水辺の夜景スポットも盛りだくさん。そのひとつ、堂島川と土佐堀川~東横堀川~道頓堀川~木津川の流路は、「ロ」の字形をなしていることから「水の回廊」と呼ばれ、近年周辺の整備が行われている注目のスポットだそうだ。

 以降、観覧車などナイトアトラクションで楽しむ夜景や、高層ホテルの部屋で独り占めする夜景、四天王寺や大阪城など歴史的建造物のライトアップ、さらにナイトクルーズやヘリコプターによる空中遊覧まで。さまざまなスポットを500枚以上の写真を添えて紹介。

 旅行者だけでなく、関西人にも知られざる地元の魅力を教えてくれる。 (講談社 2420円)

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