トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る
5日のフジテレビ系土曜プレミアム「国民的アニメの祭典 サザエまる子鬼滅の刃! 激レアシーン2HSP」を見た。
MCは麒麟・川島と橋本環奈、チョコレートプラネット松尾&長田の4人。内容は「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」「ゲゲゲの鬼太郎」「鬼滅の刃」といったフジが誇る人気アニメから意外な事実や衝撃シーンを紹介するものだった。
たとえば、「サザエさん」は生まれた時から同じ髪形だったとか、波平がカツラをかぶる回があったなど、それなりに面白いが、「激レア」というほどのものではない。この手の話題が何度もコスられ、見たことがあるシーンもいくつかあった。
さらに、「昭和100年特別企画!昭和平成初期世代が『懐かしい!』名曲アニメランキングBEST50」なる企画も。
これもまあ手垢つきまくりで、どうランキングが決まったのか詳細は謎。「Drスランプ アラレちゃん」はフジで放送していたアニメなのに映像はなく、レコードジャケットを映すだけと寂しい。
そもそも昭和&平成世代をまぜこぜにするというのも乱暴だし、それを懐かしさでごまかしきれると思っているところがペケ。やりたかったのは18日に公開される劇場版「『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」の番宣らしく、割かれた時間が異常に長かった。