「妻はりんごを食べない」瀧羽麻子著

公開日: 更新日:

「妻はりんごを食べない」瀧羽麻子著

 四十路を過ぎた小川暁生は、玖美と再婚して数年。共働きだが、ウェブエンジニアの玖美は在宅ワークが中心で、家事分担にもめることもなく、生活は穏やかだった。

 ある日、玖美は京都の実家で法事があり、帰省。暁生は玖美の帰宅を心待ちにしていたが、もう少し滞在したいとの連絡が入る。数日後、暁生は大阪へ出張に行った際、思い切って玖美の実家を訪ねるが、玖美は留守で会えずじまい。以来、スマホはつながるものの玖美は姿を消した。

 暁生は妻を捜して、義弟と共に京都、青森と彼女と縁のある場所を訪れる。やがて、義父が京都に来た理由、生まれ故郷・青森で玖美の過去を知る。

 長崎で妻と再会するまでの47日間を描く家族の在り方を問う物語。 (幻冬舎 1980円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  2. 2

    馬場典子アナの「人生の転機」は日テレ入社7年目“福澤一座”の旗揚げ公演の初舞台

  3. 3

    長崎でも高市首相はスカスカ挨拶…戦争責任「反省なんかしておりません」95年の発言がSNSで猛拡散

  4. 4

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  5. 5

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  1. 6

    ヤクルト「早すぎた続投宣言」の代償…池山監督の来季続投決定後に泥沼、投手陣も崩壊

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 9

    高市早苗がナチス礼賛本に推薦文…「♪盟友ナチス♪」の高須克弥を持ち上げた安倍晋三にも共通する体質

  5. 10

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務