藤浪晋太郎が描く「DeNA経由でメジャー復帰」の青写真と米球界再チャレンジの勝算
ハマの晋太郎が誕生だ。
昨15日、マリナーズ3Aを自由契約になった藤浪晋太郎(31)がDeNAと入団合意した。阪神、オリックスなど国内の複数球団が獲得に関心を示していたが、藤浪はなぜ、DeNAを選んだのか。
さる特派員は、「今オフ、米球界に再チャレンジしたい意向があると聞きました」と、こう続ける。
「藤浪はマリナーズ退団後、米国で再契約先が見つからず、代理人事務所が管理する施設で練習を行っていた。試合に出られないばかりか、まともな練習ができない中、日本からオファーが届いたことは、渡りに船でした。藤浪側とすれば、日本で好パフォーマンスを発揮することで、再び米球団からのオファーを待ちたい。そのためには契約期間は今季限りの半年で、なおかつオフに自由契約として保有権をリリースしてもらう必要がある。そんな藤浪側の要望を受け入れたうえ、好条件を提示したのがDeNAだった、ということになります」