「不適切な昭和」葛城明彦著

公開日: 更新日:

「不適切な昭和」葛城明彦著

 今、若者の間でブームとなっている昭和は、視点を変えるとあらゆる場面でトンデモがまかり通っていた時代でもある。社会常識の急激な変化で、昭和では普通だったことが、今は重大な犯罪行為だったり、世間では「あり得ない」といわれるようになっていたりする。

 そんな昭和の「トンデモ」を集めて紹介する「裏」文化史。

 成人男性喫煙率がピークの80%以上だった昭和41(1966)年ころは、電車・バス・飛行機内から飲食店や病院の待合室まで、基本的にたばこを吸えない場所など存在しなかった──という社会編から「理科の授業でよくカエルの解剖が行われていた」などの学校編、「女性は25歳で定年」という会社が多かったなどの職場編まで。

 ジャンル別に昭和40~50年代のトンデモを紹介。 (中央公論新社 990円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  4. 4

    高市政権が抱える統一教会“爆弾”の破壊力 文春入手の3200ページ内部文書には自民議員ズラリ

  5. 5

    前橋市長選で予想外バトルに…小川晶前市長を山本一太群馬県知事がブログでネチネチ陰湿攻撃のナゼ

  1. 6

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網

  2. 7

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  3. 8

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  4. 9

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 10

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」