「呪怨」主演の佐々木希「シャワーシーンもありますけど…」

公開日: 更新日:

 ファッション誌編集部の女の闘いを描いたドラマ「ファースト・クラス」でのモデル役から一転、映画「呪怨―終わりの始まり―」では“呪われた佐伯家”の恐怖に立ち向かう女教師を演じる佐々木希。初のホラー演技への意気込みを聞いた――。

「映画はたくさん見るけどホラーは大の苦手。でも、舞台裏では特殊メークで(悪霊役たちの)赤い目とか、すごいなあって思ってじっくり見てた。撮影現場にもずっといるようにして、幽霊姿の俊雄くん(小林颯)とずっとおしゃべりしてたり。子供が大好きなんです」

 意外にもアットホームな現場だったそうだが、本番前には落合正幸監督が緊張感を高めてくれたという。

「その空気が心地よかった。大事なシーンでもこちらに任せてくれたりもして。今回は平凡な教師役ということもあるので、あまり作りこまず自然に演じました。ほかの人のお芝居に引っ張られて似た感じになるのも嫌だし、あくまで自分の感覚でいきたかったので、あえて直前にホラーや他の呪怨シリーズは見ませんでした」

 それが功を奏したか、幾多のホラークイーンと比べても特徴的な生々しい叫び声にはオリジナリティーがあり、これまでの佐々木希のイメージをも覆している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった