水森かおり 鳴かず飛ばずを救った父親の飲み友達との“縁”

公開日: 更新日:

 実は、先生は作曲家として身を立てられる前は東芝レコード(ユニバーサルミュージック)の歌手で、そのころ、私の実家の近所に住んでおられました。父とは行きつけのスナックの飲み友達で、私が生まれる前から家族ぐるみのお付き合い。生い立ちから家庭環境、歌手デビュー、そして下積み…。6曲目の「ひとり泣き」(99年1月発売)は先生の作品でしたから、性格も声質もご存じのはずでした。

 ところが初めて聞いて戸惑いました。当時の私にとっては、大きなスケール感といい音域の広さといい、それまでにはない曲調でしたから難し過ぎて歌いこなせないと感じたからです。

 どちらかといえばカップリング曲になった「哀愁紀行」の方が歌いやすかった。当初はどちらがA面になるか決まっていなかったため、私は「哀愁紀行」でいきたいとスタッフにお願いしたくらいです。

 でも、皆が皆「『東尋坊』がいい!」と。後日、先生から直接お伺いしたのですが、「『ひとり泣き』の時のかおりちゃんだったら無理だろうし、この曲は作れなかった。でもあれから2年余り経ち、今ならひと踏ん張りすれば必ず歌える。一本芯の通った曲で、さらに成長させたかった」と、おっしゃって下さいました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  5. 5

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  1. 6

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  2. 7

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外

  3. 8

    仲間由紀恵46歳の“激変ふっくら姿”にネット騒然も…紆余曲折を経てたどり着いた現在地

  4. 9

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 10

    高畑裕太の“緊急声明”で蒸し返された千眼美子(清水富美加)との「異常な距離感」と“米粒騒動”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外