同時間帯トップ TBS「ひるおび!」の隠れた“功労者”

公開日: 更新日:

「ひるおび!」(TBS系)が2014年度上半期の平均視聴率で同時間帯トップになったそうだ。ライバルが“打ち切り寸前”といわれる「バイキング」(フジテレビ系)や、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)では、「さもありなん」だが、関係者の間からは意外な“功労者”の名前が挙がっている。番組に不定期出演している気象予報士の森朗氏(55)だ。「不定期」とはいえ、今年は集中豪雨や突然の落雷、土砂災害など異常気象の連続で、ほぼ毎日のように出演していた。その説明の仕方が独特なのだ。

「まるで小学生の工作のような模型をスタジオに持ち込み、ハンカチやスカーフなどを高気圧や低気圧などに見たてて、気象状況を説明していく。その説明の仕方が“分かりやすい”と好評なのです」(関係者)

 森氏といえば、予報を外すことでも知られている。今年も台風6号の降水確率や梅雨明けの時期などを大外しした。

「ところが、その言い訳がまた面白いのです。申し訳なさそうに自説を展開し、MCの恵俊彰にイジられまくっている。今や恵と森の掛け合いがひとつの芸として確立している感すらあります」(某プロデューサー)

 森さん、いっそのこと気象予報士を返上して「日本初の気象芸人」になってみては?「ひるおび」の視聴率はさらにアップするかも知れない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  5. 5

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  1. 6

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 9

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  5. 10

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後