「THE MANZAI」優勝候補 「学天即」笑いのツボとは?

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 今月14日の衆議院選挙と同日に行われる息詰まる熱戦といえば、漫才日本一を決める「THE MANZAI」だ。昨年末に同大会で優勝したウーマンラッシュアワーは、すさまじい勢いで売れていった。今年もここから新たなスターが生まれる可能性は十分ある。

 今年の大会ではウーマンラッシュアワーのような飛び抜けた存在がいないため、優勝者を予想するのは難しい。ただ、決勝の前段階にあたる本戦サーキットで1位通過を果たした「学天即」こそが、目下のところ最も優勝に近いといわれている。

 学天即は、モジャモジャ頭で「美術教師」のような風貌の四条和也(33)と、長身で体格のいい奥田修二(32)のコンビ。高校の同級生だった彼らは05年にコンビを結成。アマチュアでありながら「M―1グランプリ」で準決勝まで進んだ。その後、事務所に所属することになり、大阪を拠点に活動。プロデビューしてからは漫才の腕にもますます磨きがかかり、「NHK新人演芸大賞」「上方漫才大賞新人賞」などを受賞した。

 学天即の漫才では、四条がとぼけたキャラクターでひょうひょうとボケ続ける。それに対して、奥田がいらだちながら理屈っぽいツッコミを放っていく。

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