ヘリウム事故は氷山の一角 アイドルの過酷生き残りレース

公開日: 更新日:

■可愛くて歌がうまいだけではダメ

 近年、芸人ばりに体を張るアイドルは増える一方だ。昨年3月放送の「乃木坂って、どこ?」(テレビ愛知)ではCDヒット祈願と称し、メンバーはバンジージャンプ、スカイダイビング、全国各地の滝行、世界一の大仏の頂上で清掃など、過酷ロケを敢行。先月末放送の「有吉AKB共和国」(TBS系)では、巨大ゴキブリをどれだけ頭に乗せられるかという企画や、牛のゲップをホースから口に吸い込む企画などをこなし、芸人顔負けの意地を見せている。今はアイドル戦国時代。可愛くて歌がうまいだけでは売れず、むしろ歌がヘタでも面白い方がブレークしやすい傾向にある。

 7日の放送は“休止”という形をとり、次回放送の14日については検討中というテレ朝。番組継続に関しても未定だという。「自粛」ムードからアイドルブームが終焉へ向かわなければいいが。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー