“正統派”の河北麻友子 バラエティーで「体当たり芸」の理由

公開日: 更新日:

「国民的美少女」に異変?

 29日、河北麻友子(22)と鈴木奈々(25)が競馬歴25年の林修(48)の開いた「誰でもわかる日本ダービー講座」に参加。林が日本ダービーの歴史や過去のレースについて熱弁すると、競馬初心者の河北は「勉強になりました。逆に短くてよかった。先生、熱くなるとマニアックになるので」とさらりとかわしていた。

 河北は「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)の金曜レギュラー。「バラエティータレント」という印象が強いが、03年の「全日本国民的美少女コンテスト」(オスカープロ主催)でグランプリとマルチメディア賞をダブル受賞した“正統派”。だが、最近はレギュラー出演している「世界の果てまでイッテQ!」(日テレ系)で、出川哲朗(50)のアシスタントとしてロケに参加して、振り袖のまま氷点下の池へ豪快にダイブしたり、全身タイツを披露したり、芸人バリの体当たりな“芸風”を見せている。一体、どうしちゃったの?

■演技面のライバルは多い

「国民的美少女コンテストは『グランプリを取った人はブレークしない』なんて言われていて、だいたい女優として2時間ドラマの枠に落ち着く。河北さんのようにバラエティーでレギュラーになれるような人はいないので、かなり珍しいパターンでしょう。演技は数をこなせば上達することが多いですが、バラエティーは向き不向きが大きく左右する。同じ事務所に剛力彩芽武井咲のような女優ジャンルの方々がいるので、今から演技面で追い抜くのが難しいという面もある。『帰国子女』『お嬢さま』というキャラを生かせば、バラエティーで人気者になるという、オスカー女優では異色の存在になれるかもしれません」(アイドル評論家の北川昌弘氏)

 キレイなだけじゃ、生き残れないということか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

  2. 2
    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

  3. 3
    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

  4. 4
    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

  5. 5
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

  1. 6
    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

  2. 7
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 8
    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

  4. 9
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異