ヘリウム事故は氷山の一角 アイドルの過酷生き残りレース

公開日: 更新日:

「努力は必ず報われる」――。世のアイドルたちは「AKB48」高橋みなみの“名言”を信じているのだろうか。

 テレビ朝日は4日、アイドルグループ「3B junior」のメンバー(12)がバラエティー番組「3B juniorの星くず商事」(BS朝日)の収録中、パーティー用のヘリウムガスを一気に吸った直後に意識を失い、緊急搬送されたと発表した。専門医の診断は「脳空気塞栓症」(脳の血管に空気が入って血流が妨げられる状態)。テレ朝広報部は5日、「先日の会見から女の子の容体に変化はありません。現在は点滴から口からの食事に切り替わっているとのことですが、意識はまだ十分には戻っていません」と説明した。

「3B」は「ももいろクローバーZ」の妹分グループ。5日に「ももクロ」は公式サイトで「私たちもとても心配しています。早く元気になりますように心より願っています」とコメントした。かくいう「ももクロ」もメンバーの佐々木彩夏(18)が昨年4月に関西テレビの音楽番組「ミュージャック」の収録中、イントロボタンを押すためにダッシュした際に転倒し、左足首を骨折。全治2カ月のケガを負っている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ