美女に囲まれご満悦の水谷豊 「パリの休日」で“充電”明かす

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 ドレスアップして馬車に乗って登場。浮世離れした設定がこれほどシックリくる俳優はそうはいまい。水谷豊(62)が昨16日、主演映画「王妃の館」(今月25日公開)の完成披露イベントに出席。共演者の安達祐実(33)、田中麗奈(34)、吹石一恵(32)に囲まれ、「3人の女性といっぺんに結婚したような気になりました」と、ご満悦な表情を見せていた。

 浅田次郎の同名小説が原作。パリの一流ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ(王妃の館)」を舞台に、水谷演じる天才小説家・北白川右京と個性的なツアー客によるドタバタの人間模様を描く。3週間に及ぶパリでの撮影を行い、カネ以上に手間暇かけた作品。というのも、事前に厳密な審査が必要となる仏のベルサイユ宮殿、ルーブル美術館で貸し切りを含むロケを敢行したからだ。ベルサイユでの撮影は邦画初。取材許可が下りるまで申請から3カ月を要したという。

 撮影の合間を縫って、パリ散策を楽しんだという水谷。

「藤田嗣治画伯やドラクロワが住んでいたというアパートを見て回りました。パリといえばカフェ。モンパルナスにある4大カフェを訪れました。ピカソやダリなどが座ったであろうと思いを馳せながら、カフェを飲みました」

 02年10月から毎年休むことなく2クール分の連ドラで主役を張り、人気シリーズ「相棒」を牽引し続けている立役者は、つかの間の“休息”を楽しんだようだ。

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