水谷豊のようなオシャレは?プロが明かす刑事ドラマの真実

公開日: 更新日:

日刊ゲンダイ連載 「刑事ドラマの真実」】

 刑事ドラマといえば、テレビ朝日の「相棒」でしょう。よく質問されるのは「実際も2人1組で行動するのか」ということです。刑事ドラマでは古株と新米がペアを組んで動くことが多いようですが、実際は若いのと中堅というコンビが多いです。たとえば、1年生と3年生とか、1年生と5年生ということもあります。

 服装についても聞かれます。水谷豊演じる「相棒」の杉下右京さんは三つボタンのオシャレで高級なスーツを着ていますが、警察には服務規定があり、余り派手な服装はダメです。麻薬Gメンなどは潜入捜査もあるため、柄物シャツにエナメル靴を履くこともあるけど、必要がないものはダメですね。

 日本テレビの「ST」というドラマには実家がお寺で、袈裟を着た刑事が出ているそうですが、それはあり得ませんね。

 ドラマみたいに美人刑事がいるかどうかも視聴者は気になるでしょう。驚くかもしれませんが、現場の女性刑事は全体の20%です。女性の被疑者の場合、男性が身体検査をやるわけにはいかないわけですから。頭がよくてモテる女性刑事がいた方が捜査にもいいし、美人もいますよ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態