新番組が惨敗 フジ亀山社長を待つ株主総会での“つるし上げ”

公開日: 更新日:

 フジテレビの現場から断末魔の悲鳴が聞こえてくる。今春、ゴールデン&プライム帯で40%超えとなる異例の超大幅改編を断行したが、早くも大失敗の結果が浮き彫りとなってきたのだ。

 局員の心をポキッと折ったばかりか、やる気まで奪ったといわれているのが水10ドラマ「心がポキッとね」。山口智子の復活ドラマとして期待度は高かったが、初回視聴率は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。かろうじて2桁台にとどまったものの第2話、第3話とも7.5%では打ち切り必至である。

「真裏で堺雅人が主演の日テレ『Dr倫太郎』が始まったとはいえ、あり得ない設定と感情移入できない出演者にブーイングの嵐です。視聴率が5%を切るのは時間の問題。制作費も山口以下、ギャラがかさんで大赤字です。嵐の相葉雅紀主演の月9『ようこそ、わが家へ』も第1話13.0%、第2話は11.4%。今後、数字がアップする理由が見当たらないだけに深刻です」(ドラマ関係者)

 フジは他のドラマも軒並みコケ。話題性だけは抜群だった森高千里司会の歌番組「水曜歌謡祭」も視聴率ヒト桁台。改編の目玉だった安藤優子司会の昼の情報番組「直撃LIVE グッディ!」にいたっては、1%台という衝撃的な数字を記録してしまった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー