シドニー五輪で涙のんだ女子マラソン弘山晴美さんの引退後

公開日: 更新日:

 引退した翌10年、長女を出産した。

「両親は高齢だし、ワタシとダンナの2人で育てないといけないんです。不安や大変さもあるとはいえ、子育てはおもしろいですよ。最近は一緒に公園などに出かけてご飯やおやつを食べたり、会話ができるようになったので、テレビショッピングのダイエット器具を見て、“あれ、買ったら”と勧められちゃったり」

 確かに、いささか丸くなった。

「みんなに言われてしまいます。第一線で走っていたときより、10キロは増えたでしょうか。週末、会社そばの代々木公園でエボーリュランニングクラブの会員に教えたり、ロードレースに呼んでいただいたりして、体づくりはしてるんですけどね。文科省の派遣事業や大塚製薬の部活応援プロジェクトで、小学校や高校へ長距離の指導に行くこともあり、現役時代のイメージと違うと子供たちがガッカリすると思うと、もっと絞らないと、とは思うんですが……」

■今も7キロ40分で走り、ダッシュの日々

 出産後、半年でランニングを再開し、今も毎日、走っている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず