シドニー五輪で涙のんだ女子マラソン弘山晴美さんの引退後

公開日: 更新日:

「子供を幼稚園のバスに乗せその足で近くの公園に行くんです。7キロを40分で走り、その後にダッシュを繰り返す。引退したんだから、そんなに追い込まなくてもいいのに、ついスピードを上げすぎちゃったりするんですね。ただ、最近は景色を楽しんだり、音楽を聴きながらゆっくり走れるようになってきました」

 さて、弘山さんは国士舘大学卒業後、資生堂に入社。06年、名古屋国際女子マラソンで優勝するなど活躍した。夫の勉氏と二人三脚でガンバる姿が印象的だった。

「現役時代は1日20キロから50キロ走ってました。よくもあんなに、と今になって感心してます、ハハハ」

 アトランタ、シドニー、アテネと3度の五輪に長距離選手として出場。00年9月のシドニーの際は、同年1月の大阪国際で世界歴代9位(当時)の2時間22分56秒で2位に入ったにもかかわらず、マラソン選考で落選した。

「シモン選手との最後の競り合いで負けて2位だったので、選考結果には納得してました」


 この8月の世界陸上の選考については、どう思っているのか?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず