山路徹氏の恩人は筑紫哲也氏 フリーランスの活動支え続ける

公開日: 更新日:

 しかし、僕は伝えたい映像を撮るために取材に行きたかった。そのスタイルを貫くためには、退社するしかありませんでした。そして会社を立ち上げたんです。フリーランスになったわけですから、取材にかかるすべての費用は、当然自費になります。

 車を売って取材費に充て、自衛隊初のPKO派遣となったカンボジアへ行きました。そのリポートは「Nステ」で放送していただきましたが、「辞めた人間にやらせるのはどうか」とか、賛否両論ありました。それで、フリーになって2度目のボスニア取材の映像は、TBSのある報道番組に持っていったんです。

 でも、その番組のプロデューサーには受け入れてもらえなかった。VTR素材を両手に抱えてスタッフルームを出たら、そこに立っていたのが「NEWS23」のプロデューサー。「その中にあるのはボスニアの映像ですか」って聞かれて、「そうです」と答えたら「じゃあ、僕らの方にも見せてもらえますか」ってなって。それで「NEWS23」のスタッフルームに行って映像を見ていただきました。

 そして、すぐに「放送したい」と言ってくださり、その後で筑紫さんを紹介されました。筑紫さんは編集について「映像にBGMとかを入れるのはやめよう。スタジオで僕と山路さんの会話だけで流そう」と提案されたのを覚えています。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    サンド伊達レギュラー14本…40~50代の芸人に仕事集中、「リスク分散」しなかった各局のダメージ度

  2. 2

    中学時代をジャージーで過ごした鈴木奈穂子が、法政大女子高から大学に内部進学してNHK人気アナになるまで

  3. 3

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 4

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  5. 5

    「24時間テレビ」SixTONES起用もマラソン募金額46%減で“旧ジャニーズ一極集中”は終焉へ

  1. 6

    WEST.重岡大毅の結婚にファンの怒りと落胆…“祝福されないアイドル”がやらかす「3つの誤算」

  2. 7

    「24時間マラソン」満身創痍の星野真里が完走も…募金額46%減&ゴール直前の乱入騒動に非難の嵐

  3. 8

    24時間マラソン完走後にSNSで“陰謀論”が拡散 星野真里に上がった「車移動説」のお粗末

  4. 9

    山本美月は九州の女子校で偏差値トップ「筑紫女学園」から明大農学部へ 祖父も生物教師の“リケジョ”

  5. 10

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「24時間テレビ」SixTONES起用もマラソン募金額46%減で“旧ジャニーズ一極集中”は終焉へ

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    NHK出演にSNSでは抗議の声も…彬子女王と伊藤穰一氏をつなぐ「裏千家」とブータン王室の深い関係

  4. 4

    (2)「おニャン子クラブ」の二の舞いを回避した「順位付け」という競争原理はグループを飛躍的に活性化させた

  5. 5

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  1. 6

    一発で免許停止も…9月から法定速度改正「時速30キロ」生活道路の見分け方

  2. 7

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  3. 8

    自民党内に内閣改造の“タマ”がいない…女性閣僚「目玉不在」に高市首相が“苦悶”

  4. 9

    24時間マラソン完走後にSNSで“陰謀論”が拡散 星野真里に上がった「車移動説」のお粗末

  5. 10

    止まらない「人手不足倒産」…8月は過去最多を記録、もはや“ブラック企業”は成り立たない