「NGT48」vs「Negicco」 新潟で“ご当地アイドル戦争”勃発か
いま新潟で“ご当地アイドル戦争”が勃発しているのをご存じだろうか。新潟市を拠点に活動するAKBの姉妹グループ「NGT48」が新たに結成されるのがきっかけで、同グループは10月からの本格始動を前に今月25日に1期メンバー22人を発表。地元メディアを中心に日に日に盛り上がりを見せている。
そんな最中、県から「新潟ふるさと名物商品PR大使」に任命されることとなり、30日には「新潟館ネスパス」(東京・表参道)で就任式が行われた。
この日出席したのは、NGT48キャプテンの北原里英(24)、西潟茉莉奈(19)、荻野由佳(16)の3人。いずれも新潟出身者ではないが、北原は大使就任について「光栄です。これから新潟県のお仕事が増えるとNGTが始まるんだなって実感します。グループとともに新潟を盛り上げていきたい」とやる気マンマン。2人のメンバーとともに、初々しいご当地グルメの“食リポ”も披露した。
今後さらにPR大使として県内外での活動が増えるだろうが、実は新潟ではNGT48よりも早くご当地アイドル「Negicco」が「にいがた観光特使」に就き、行政とタッグを組んでいる。Negiccoは03年結成の古参アイドルグループで、地元では老若男女に知られた存在だ。メンバーは地元出身の3人娘で構成されており、支持率は絶大。マツコ・デラックスもファンであることを公言している。
30日の就任式に出席した泉田裕彦新潟県知事は、他県出身のメンバーも在籍するNGT48との関わり方について、「外から見て新潟を評価してもらうことは、我々にとってもメリットになるはず」と期待を寄せていた。果たして、新潟の地方創生により貢献できるのはど~っちだ?