「いいとも!」で強烈な印象 “金ピカ占い師”の波羅門さんは今

公開日: 更新日:

「これは去年8月に出した“しあわせを呼ぶ『梵字』暦2015”に続く梵字シリーズの第4弾。霊験あらたかな梵字をなぞることで、健康な毎日が送れるようアドバイスしてます。本屋さんで手に取るだけやなく、ちゃ~んと買うて下さい。税込み1080円、絶対損はさせません」

 いやはや、波羅門さん、商売上手だ。

「ディレクターがキャラが立ってる方がエエっていうから、テレビではエキセントリックでツンケンしてるように見えたと思うけど、正味は優しいオバちゃんなんよ」

 と話す波羅門さんが占いを本格的に始めたのは31歳の時、夫が心臓発作で突然死し、人間の運命に興味を持ったのがきっかけだった。

「初めてテレビに出たんは90年の『アッコにおまかせ!』でした。すでに波羅門を名乗ってたけど、どうせならインパクトある格好で出たい。それで思いついたのが金ピカ衣装にタイの伝統舞踊のダンサーがかぶる尖塔みたいな冠やった。でも、どこを探しても冠が見つからしまへん。思いあぐねてタイ王国大阪総領事館に相談したら、ありがたいことに、快く貸してくれはったんです。それが大ウケで、以来、ワタシのトレードマークコスチュームになりましてん」

 波羅門さんが売れるのにタイが一役買っていたとはついぞ知らなかった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲