「あさが来た」で頑固親父役 ヒロイン波瑠も食う升毅の存在感

公開日: 更新日:

「今度こそ、コケるんじゃないか」との声もあったNHK朝ドラ「あさが来た」が好調である。

 9月28日の初回視聴率が平均21.2%と、「あまちゃん」から続く初回20%超えを6作連続に更新したと思ったら、その後もほとんど落ちることなく、10月1日までの4日間の平均視聴率も20%超と高視聴率をキープしている。

「連ドラ史上初めての幕末から始まるドラマとあって、お茶の間の注目度は高い。ヒロインあさを演じる、『夏目雅子の再来』といわれる波瑠の本格的な登場は来週からですが、それでも見どころ満載と評判です。あさの少女時代を演じる10歳の鈴木梨央、あさの姉はつ役の12歳、守殿愛生の子役が際立っているのと、その2人の演技力を引き出している父親役のバイプレーヤー、升毅の存在が大きい。あの頑固親父は誰なんだって、ちょっとした話題になっているそうですよ」(スポーツ紙芸能記者)

■コントバラエティーで人気の時代も

 升の役は呉服屋と両替屋を営む京都の豪商、今井家の当主忠興。今の日本では忘れ去られたような、まさに頑固一筋という言葉が当てはまる父親で、自由奔放なヒロインあさには、とりわけ厳しい。そんな親父の姿が、中高年世代には懐かしく、共感を呼んでいるのかも知れない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし