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西寺郷太ミュージシャン、音楽プロデューサー

1973年東京生まれ。早大在学時に結成したバンド「NONA REEVES」のシンガー、ソングライターとして活動する他、多数のアーティストの音楽プロデュース、作詞、作曲を手がける。日本屈指のマイケル・ジャクソン研究家として知られ、マイケル関連のライナーノーツも数多く手がけている。近著は「ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い」(NHK出版新書)、「プリンス論」(新潮新書)など。

歌い継がれ、磨き上げられる楽曲の意義

公開日: 更新日:

PIZZICATO ONE「わたくしの二十世紀」

 新しいアルバムの内容がすでに以前に発表された楽曲のリメークやカバーというだけで、後ろ向きな姿勢だと捉える人がいる。もちろん、「新曲が絶対」という考え方も否定しないが、その一方で、いろいろな人に歌い継がれ、磨き上げられる楽曲というのも必ずある。そのことを実感できる一枚が、来週24… 

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