絶賛の映画「恋人たち」 臨場感生んだ橋口亮輔監督の演出力

公開日:  更新日:

 14日に公開されたばかりの映画「恋人たち」の評価がすこぶるいい。新聞各紙も、公開1週前の金曜夕刊で絶賛する映画評を大きく載せたほど。直前の金曜ではなく、その1週前の掲載であるのに注目したい。中身が素晴らしいのでできるだけ早く記事化し、多くの人に見てほしいというメッセージ、と個人的には受け取った。

 困難さをかかえて今を生きる人たちの物語である。妻を殺され犯人を憎み続ける男、夫や姑とうまくいかない日常を送る主婦、愛する男にあることで誤解されショックを受けるゲイの弁護士の3人の話が中心。

 演じるのはいずれもプロの俳優ではない。俳優のワークショップで演技を勉強し、今回の作品に出演したのが経緯。これがプロの俳優の手慣れた安定感とは違って、妙に臨場感のあるリアルな雰囲気を醸し出し、とても魅力的なのだ。

 それを引き出したのが「ぐるりのこと。」などの橋口亮輔監督(写真)で、素人3人の演出ぶりには舌を巻いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  2. 2

    警察が運営阻止? 6代目山口組・高山若頭に早くも再逮捕説

  3. 3

    全豪OPで話題…大坂なおみが“スリム”になった深~い理由

  4. 4

    30歳適齢期は昔話 石原さとみ&深田恭子が結婚しないワケ

  5. 5

    したたか仏政府 ルノーとの経営統合要求で日産“強奪”狙い

  6. 6

    劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

  7. 7

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  8. 8

    持ち家派も…定年後は限りなく“住居費負担ゼロ”を目指す

  9. 9

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  10. 10

    やっぱり賃金は下がっている 虚飾の政権で沈む日本経済

もっと見る