ダウンタウン、ジャニーズも…酒飲み番組“増殖”にヘキエキ

公開日: 更新日:

 そもそもこの「ダウンタウンなう」は元受刑者や元銀行員たちにほかでは聞けない話を聞くものだったのだが、いつの間にやら、「ハシゴ酒」企画になった。

 全編ロケなので、セット代はかからないし、宣伝になるからとお店を丸め込めば、制作費は安上がり? 唯一のぜいたくといえば、ナレーションに石坂浩二を起用していることぐらい。

 とはいえ、この日の平均視聴率は7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前週も6.9%とそれほどよくもない。

 おまけに酒飲み企画はこの番組のオリジナルというわけでもない。「1億人の大質問!? 笑ってコラえて!」(日本テレビ系)の「朝までハシゴの旅」(そういえばこれにも坂上が出て番組をハシゴしてた)、ジャニーズの面々がディープな飲み屋を訪問する「~突撃!はじめましてバラエティ~イチゲンさん」(テレビ東京系)ほか、「酒飲み番組」が増殖中といったところだ。

 本来、この手の酒飲み番組はたとえば「千原ジュニアのヘベレケ」(東海テレビ)のように予算の少ないローカル局が得意とするもの。キー局が真似してどうする。東洋経済オンラインに「生涯給料トップ500社」ランキングなる記事が出ていて、興味本位でのぞいたら、テレビ局の上位率の高いこと! 制作費を削るより給料削るのが先なんじゃないのと、嫉妬全開で文句を言いたい。

 そもそも、「酒飲み番組」のくせに酒をちっともおいしそうに飲まないのが気に入らない。いっそのこと、酒飲み番組は禁止。テレビで酒を飲んでいいのは吉田類だけにしてもらいたい。
(コラムニスト・桧山珠美)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒