フジ社員は失笑…亀山社長「年頭挨拶」で役員に責任転嫁

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 フジテレビの不振は今年も続きそうだ。4日に行われた年明け1発目の全体会議。お台場のスタジオに1000人以上の社員を集め、亀山千広社長が年頭のあいさつを行ったのだが、社員らは失笑の連続だったという。

「突然、その場にいた大多亮常務取締役をディスり(侮辱し)始めたんです。以前に大多氏が提唱した“トレンディードラマヒット3法則”を取り上げて、『20年前なら通用するが、今はヒットの法則なんてない』と言い出した。大多氏は苦笑いするしかありませんでした。さらには、自分より年上の稲木甲二専務取締役もイジリ出したんです。社員からは『病んでいるのでは』との声も上がったほどです」(フジテレビ社員)

 亀山氏が“迷走”するのも無理はない。

 現在、フジテレビには明るい材料が全くないからだ。昨年は初の赤字に転落した上、ゴールデンの年間視聴率では民放4位に転落。冬のボーナスは3割カットされている。社員としては、トップからせめて威勢のいい言葉や激励を聞きたかったはずだが、亀山氏の言動は逆に士気を低下させただけだったようだ。

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