フジ社員は失笑…亀山社長「年頭挨拶」で役員に責任転嫁

公開日: 更新日:

 フジテレビの不振は今年も続きそうだ。4日に行われた年明け1発目の全体会議。お台場のスタジオに1000人以上の社員を集め、亀山千広社長が年頭のあいさつを行ったのだが、社員らは失笑の連続だったという。

「突然、その場にいた大多亮常務取締役をディスり(侮辱し)始めたんです。以前に大多氏が提唱した“トレンディードラマヒット3法則”を取り上げて、『20年前なら通用するが、今はヒットの法則なんてない』と言い出した。大多氏は苦笑いするしかありませんでした。さらには、自分より年上の稲木甲二専務取締役もイジリ出したんです。社員からは『病んでいるのでは』との声も上がったほどです」(フジテレビ社員)

 亀山氏が“迷走”するのも無理はない。

 現在、フジテレビには明るい材料が全くないからだ。昨年は初の赤字に転落した上、ゴールデンの年間視聴率では民放4位に転落。冬のボーナスは3割カットされている。社員としては、トップからせめて威勢のいい言葉や激励を聞きたかったはずだが、亀山氏の言動は逆に士気を低下させただけだったようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」