つるの剛士が懸念…議員の不倫辞職で「イクメン」に逆風か

公開日: 更新日:

 育児休暇中に不倫疑惑を報じられ、12日に議員辞職することを表明した自民党の宮崎謙介衆院議員(35)。昨年12月に育休取得を宣言し、注目を集めた「イクメン議員」の裏切りに日本中から批判が噴出しているが、今回の一件で、改めて「イクメン」という言葉にスポットライトが当たっている。

 エッセイストの能町みね子氏(36)は同日、ツイッターで「政治家が『イクメン』って言ってるのがいちばん嫌なのでやめてほしい」と不快感を吐露。加えて、「ものすごいブサイクな男が育児に積極的だった場合もちゃんとイクメンと言ってもらえるのか」と、“イケメン”を由来とする言葉の語感にも疑問を呈した。

 タレントのフィフィ(39)も、宮崎議員の疑惑が報じられることが分かった9日夜、ツイッターで「女手ひとつで働きながら子育てしてる私としては」と前置きしつつ、「育メンってそこそこ働けばほどほど優雅に暮らせるご職業の方々のイメージです」などと皮肉っている。

 ネット上では、男女問わず「イクメン」に対する厳しい書き込みが目立つ。

<「イクメン」のメッキがはがれた><イクメンブームの終焉>など、今回の騒動で潮目が変わったとする声が掲示板などに相次いでいるほか、ツイッター上にも<育児をしない父親を前提にしている感じがして、大ッ嫌いな言葉です><育児をする男性はただ“父親”と呼べばいい>など、否定的な意見が多い。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する