イクメンは性欲激減の衝撃 子育てと男性ホルモンの相関関係
男女参画の一環で、すっかり持ち上げられている“イクメン”。土日など積極的に育児に参加したり、会社で育児休暇を取って子育てをするお父さんたちのことだ。
だが、少子化の今、コレって“夫婦生活”には結構、大きな影響があるという意見もある。
「共働きだから、互いに育児に協力することをルールにしたんです。子どもの送り迎えや寝かしつけてくれるのはありがたいのですが、セックスは“疲れた”と拒否されて、2人目は絶望的です」(30代女性)
こんな嘆きも聞かれるのだ。小児科専門医で「女はなぜ素肌にセーターを着れるのか」(毎日新聞社)の著書がある左門新氏(医学博士)がこう言う。
「セックスレスの多くは、女性が産後や授乳時などの育児期間に起きています。女性が疲弊して、一時的にその気がなくなるからです。男性も会社を休んで子育てに専念する場合、同様にセックスへの意欲が低下します」
なぜ男までもが……。「泌尿器科医が教える オトコの『性』活習慣病」(中公新書ラクレ)の著者・小堀善友氏は、著書の中でこんな海外のデータを明らかにしている。